2025.04.23
事例紹介
熊本型ワーケーションの方向性検討・推進
- 熊本県版ワーケーション推進

多様なニーズに応える、熊本らしいワーケーションの構築
株式会社くまもとDMCでは、「熊本との新たなつながりの機会を創出する」ことを目的に、企業と地域をつなぐさまざまな取り組みを展開しています。その一環として注力しているのが、企業等が熊本県内で実施する“ワーケーション”の推進です。
ワーケーションとは、「働く(Work)」と「休暇(Vacation)」を組み合わせた新しいライフスタイル。当社では、企業ごとの多様な目的や課題に応じて、受入地域の特性を活かした独自のプログラム造成を行い、熊本ならではのワーケーション体験を提案しています。
地域と企業、双方にメリットをもたらす設計
地域に根ざした観光や農業体験、地元住民との交流の場などを通じて、企業の従業員が熊本の文化や課題に触れることで、地域理解や関係構築が深まります。企業にとってはチームビルディングや事業開発のヒントが得られ、地域にとっては経済効果や関係人口の拡大といった多面的なメリットが期待されます。
こうした双方に価値をもたらすワーケーションの在り方を模索しながら、熊本型の滞在スタイルを育てています。
情報発信体制の強化と受入基盤の整備
企業の誘致に向けた情報発信にも力を入れており、ワーケーションに関心のある企業がアクセスしやすいよう、プログラム内容や地域の魅力を可視化したツール・メディアの整備を進めています。あわせて、受け入れ地域側の調整や人材育成にも取り組み、長期的な受入基盤を築いています。
持続可能な“つながり”を生む熊本型ワーケーションへ
単なる一過性の滞在ではなく、企業と地域が継続的に関係を築けるよう、ニーズに応じた柔軟なプログラム設計と、地域特性を活かした体験価値の創出を大切にしています。くまもとDMCは今後も、熊本の魅力を生かしながら、企業と地域の持続可能なつながりづくりに貢献してまいります。
