2025.04.23
事例紹介
外食向け県産食材輸出拡大事業
- 熊本県産品プロモーション事業

海外飲食店市場をターゲットに、県産品の魅力を発信
株式会社くまもとDMCでは、熊本の可能性と地域資源の魅力を世界へ届ける「つたえる」事業を展開しています。その一環として取り組んでいるのが、熊本県産の農林水産物を、香港・シンガポール・タイなどアジアの飲食店市場に向けてプロモーションする「外食向け県産食材輸出拡大事業」です。
海外バイヤーや現地の料理人と連携し、単なる輸出ではなく、“現地の食文化に合った形で届ける”という視点で、熊本の食の可能性を切り拓いています。
マーケットイン発想で磨く、熊本の食材
この事業では、現地でのニーズを把握し、それに応じた商品を開発・ブラッシュアップしていく「マーケットイン」のアプローチを重視。輸出対象となる熊本県産食材の選定においても、バイヤーやシェフとの意見交換を重ね、海外の料理現場で“使いたくなる・売れる”商品づくりを進めています。
さらに、飲食店フェアやテスト販売を通して実際の反応を収集し、商流拡大につなげる取り組みも行っています。
食材から始まる、国境を越えた“つながり”
県産品の輸出は単なる経済活動にとどまらず、「熊本の食」が海外で評価され、現地に根づくことによって、熊本への関心や来訪意欲の向上にもつながっています。料理を通じて熊本の風土やストーリーに触れることは、訪日旅行やふるさと納税など、新たな接点の創出にも発展します。
くまもとDMCは、熊本の食と想いを世界の人々へ“最も響くかたち”で届けることで、地域への還元と持続的な関係づくりをこれからも推進してまいります。
