プロレーサー青木拓磨さんがいらっしゃいました。

12月8日、プロレーサーの青木拓磨さんが当社にいらっしゃいました。

1995年にオートバイ・ロードレースで全日本チャンピオンに。1998年にテスト中の事故により脊髄を損傷。下半身不随となるも、現在はプロレーサーとしてル・マン24時間レース出場に挑戦し続けていらっしゃいます。夢をあきらめないこと、挑戦し続けることで、国内外の多くの方に希望を届けている“熱い”レーサー青木さんから貴重なお話を伺うことができました。

お話の中で印象的だったのは、プロレーサーだからこそ伝えられるバイクの「扱い方」です。プロの方はどのような運転が危険かを分かっているため、危険が潜む公道ではスピードを出さないそうです。バイクは車より手軽で便利な一方で、多くの若い方が命を落としています。小さい頃からバイクが危険な乗り物であることを理解し、その理解の上でバイクの扱い方(乗り方)を学ぶべきであるとおしゃっていました。

また、熊本県には本田技研工業のマザー工場、HSR九州をはじめとするサーキット、全国からツーリストの集まるツーリングスポットなどがあり、モーターサイクルスポーツが育つ土壌が整っているとのこと。

そして、2022年4月には、青木さんが代表理事を務める一般社団法人国際スポーツアビリティ協会が主催するレーシングアカデミーが、熊本に開校予定です。熊本のモーターサイクル文化の発展が期待されます。

今後、レーシングアカデミーを通して、雇用の促進や移住定住の促進など、地域への貢献をしていきたいと熱い想いを語られており、当社もツーリングスポットを活かしたコンテンツの造成や情報発信など、ライダーの方にも楽しんでいただけるような取り組みをしていきたいと考えています。

青木琢磨さん(前列右)